概念
High Volume Node
HVNを、選択したVolume Profile内で出来高や活動が集中した価格帯として慎重に読む。
要点
HVN / High Volume Nodeは、選択したVolume Profileの中で出来高や活動が集中した価格帯です。受容、balance、congestion、rotation候補として観察しますが、自動的な支持線・抵抗線ではありません。
これは何か
HVNは、あるsession、composite、visible rangeなどのプロファイル内で、周囲よりも相対的に出来高が厚い場所です。
市場がその価格帯で時間や取引を使った可能性があるため、過去のacceptance候補として扱われます。ただし、意味はprofile range、session定義、row size、data sourceに依存します。
どう読むか
HVNでは次を観察します。
- 価格がHVN周辺で回転するか。
- HVNから離れようとして失敗するか。
- 一度離れた後、再びHVNへ戻るか。
- HVNの上または下でacceptanceが起きるか。
- HVN内で動きが遅くなり、方向判断が難しくなるか。
HVNは、文脈次第で「価格の磁石」「再評価エリア」「動きが遅くなる場所」「balanceの中心」になり得ます。
Platform terminology
HVN / LVNはTradingViewの公式ヘルプで確認できる用語です。一方で、すべてのプラットフォームが同じ名称・同じ計算でnodeを表示するとは限りません。Sierra ChartやNinjaTraderでは、POC、Value Area、row / tick aggregationなどの設定確認が特に重要です。
HVNの見え方が変わる条件
- profile rangeをsessionからcompositeへ変える。
- visible rangeをzoom / scrollする。
- row sizeを細かくする、または粗くする。
- RTH / ETH / 24時間のsessionを変える。
- FX / CFDのtick volumeと取引所出来高を混同する。
HVN内で起こりやすい観察
HVN内では、過去に取引が集中したため、再評価、回転、滞在、方向感の低下、次の薄い境界探しが観察対象になります。ただし、これは「起きやすい可能性を観察する」ための言葉であり、反発保証ではありません。
HVNを誤用する例
Weak interpretation:
> HVNだから反発する。
Stronger interpretation:
> 選択したsession profileではこの価格帯に出来高が集中している。価格がここへ戻った場合、回転・再評価・滞在が起きるか、あるいは現在の構造がそれを無視して通過するかを観察する。
POCとの違い
POCは、選択したプロファイルの中でプラットフォーム計算上もっとも出来高や活動が集中した価格帯です。
HVNはより広い分類です。POCは多くの場合、目立つHVNの一部または中心になりますが、すべてのHVNがPOCではありません。ひとつのプロファイルに複数のHVNが存在することもあります。
使いどころ
HVNは、次のような問いを立てるために使います。
- ここは過去に受け入れられた価格帯か。
- 価格はこの高出来高帯へ戻りやすいのか、それとも離れているのか。
- HVNの中央にいて、risk/rewardやinvalidationが曖昧になっていないか。
- 次の判断エリアは、隣のLVN、VAH / VAL、または水平線か。
注意点
HVNはautomatic support / resistanceではありません。強いdriveがHVNを通過する場合、過去の受容よりも現在の再価格付けを優先して読む必要があります。
また、HVNの見え方は選ぶprofile range、session、bin size、FX / CFDのtick volumeなどで変わります。単独では判断せず、volume-profile-distribution-structure、horizontal-levels、market-structure、invalidationと組み合わせます。